本校の教育について
本校で何が学べるか
本校は、広大な学校農場を実践教育の場としながら、毎年、目標を立てて農場経営を行っています。具体的には、農場を構成するそれぞれの部門が経営目標の達成を目指して、作物の作付けや家畜の飼養計画を立て、それにそって生産から販売まで一貫した管理運営を行っています。 もちろん、その経営の実践には担当の先生が率先して当たっていますが、学生もそれに参加することによって、生きた生産技術と経営管理能力を身につけるというのが、本校の経営実践教育の特色です。 例えば作物園芸部門では、先生の指導のもと、野菜の数品目について播種から出荷までの管理を専攻の学生に任せます。それによって学生には責任感が生まれ、それをやり遂げることで深い喜びと達成感を得ることができ、同時に生きた技術と経営が学べます。
現在の主な取り組み
農産(野菜)
冷涼な気候と広大な圃場を生かした高原野菜の栽培を学ぶことができます。生産・栽培技術はもちろんのこと、次世代型農業の推進を強めているため、生成AIやドローン、センサーを積極的に活用した農業を体験することができます。
主な栽培品目
・スイートコーン
・ブロッコリー
・ほうれん草
・その他、果菜類、葉茎菜類など約30品目
花卉
国内屈指の日照時間と寒暖差、八ヶ岳の源流水を生かし、10ヘクタールの花畑を実習にて運営しています。実習では施設での育苗から、畑での植栽、施設運営など幅広く経験していただきます。顧客・マーケティング視点に基づいた花の生産から施設運営を行います。
主な栽培品種
・サルビア
・マリーゴールド
・ラベンダー
・その他、一年草、多年草合わせて10数品目
酪農
267ヘクタールの広大な敷地を活かした放牧が特徴です。現在は搾乳牛を70頭前後飼育しており、実習においては放牧区と慣行区の試験飼育による乳質への影響などを研究しています。合わせて校内には乳製品加工所を有しており、搾りたての生乳を活用した牛乳やソフトクリーム、チーズ、ミルククッキーなどを作っています。
主な特徴
・アニマルウェルフェア理論の実証
・広大な敷地での放牧
養鶏
黒富士農場との協業により、約4,000羽の鶏をケージフリーで飼育しています。また、飼料は全て有機飼料を利用しており、ケージフリー×有機飼料という国内でも数少ない飼育、生産方法を採用しています。採れたての卵を校内の直売所で毎日販売しており、直売所での販売実習では直接お客様に届けることもできます。
主な特徴
・アニマルウェルフェア理論の実証
・ケージフリー飼育
・有機飼料の採用
放送・掲載
長野放送「未来への便り」(2026年1月4日放送)
当校の取り組みが紹介されました。
信越放送「ニュースワイド特集」(2026年3月21日掲載)
テクノロジーを活用したいちご栽培が紹介されました。
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カリキュラム
| 学科 | 入学資格 | 専攻部門 | 教育目的 | |
|---|---|---|---|---|
| 研究科 | 1年制 | 大学・短大卒以上 | 野菜、花卉、酪農、養鶏から1部門を選択 | 農業指導者 農業自営者 農業関連従事者 |
| 短期7か月 | 大学・短大卒以上 | |||
| 専修科 | 2年制 | 高校卒以上 | 農業自営者 農業関連従事者 |
|
研究科カリキュラム
大学や農業大学校などで得た知識と本校での生産実習や経営実践を通じて、専門的農業技術と経営管理能力を兼ね備えた、新しい農業の経営者・指導者を養成します。
年間スケジュール
教育内容
1)大規模圃場、畜産での徹底した専攻実習と講義・ゼミ及びプロジェクト研究によって、専門的な農業技術と農業経営能力を養います。
2)学生の自主性、独創性が発揮できる学生管理試験圃でチャレンジできます。
3)日本の優れた農家や農業法人にむける研修で、実践的技術や経営手法、農業観を学びます。
4)各種試験場、先進農業地域、市場の視察や優秀農家、各界専門家による特別講義を受けます。
履修科目
農業経営/農村社会/農業政策/普及事業/海外事情/環境管理/地球環境と農業/食と健康/農畜産加工/農業概論/畜産概論/農業機械施設/農業簿記/生物学/土壌肥料概論/プロジェクト研究/先進農家研修
専攻科目
環境保護概論/作物栽培経営/野菜栽培経営/花卉栽培経営/土壌実験・演習/作物園芸ゼミ/乳牛飼養管理経営/養鶏飼養管理経営/畜産ゼミ
選択科目
農畜産加工演習/情報処理演習/土壌分析・診断/機械分解整備/山林実習
専修科カリキュラム
年間スケジュール
教育内容
・オールラウンド実習
3か月間、全部門での実践学習です。幅広い農業分野が体験でき、7月からの専攻実習へとつながります。
・専攻実習
専攻部門での実習です。自分の畑、自分の畜舎でプロジェクト研究を行いながら、先生・学生一体となって1年半、農業の楽しさ、厳しさを肌で感じながら生産・流通・経営の知識、専門技術の修得を目指します。
・先進農家研修
校内実習では得られない先進農家や農業法人での農業体験学習です。1ヶ月間、生きた農業経営の学習や農家の農業観、農村社会のしくみなどを学習します。
・総括学習
選択科目による専門分野の充実・補完をはかるとともに、卒業論文をまとめます。
履修科目
農業経営/農村社会/農業政策/普及事業/海外事情/環境管理/地球環境と農業/食と健康/農畜産加工/農業概論/畜産概論/農業機械施設/農業簿記/生物学/土壌肥料概論/プロジェクト研究/先進農家研修
専攻科目
環境保護概論/作物栽培経営/野菜栽培経営/花卉栽培経営/土壌実験・演習/作物園芸ゼミ/乳牛飼養管理経営/養鶏飼養管理経営/畜産ゼミ
選択科目
農畜産加工演習/情報処理演習/土壌分析・診断/機械分解整備/山林実習
卒業後について
卒業後、新規就農、農業法人等への就職を希望する方には、就農指導や就職斡旋や指導をします。


